西野流呼吸法で有名な西野皓三師によれば「気」を出すには腸管が大切だと言います。決断したり決心する時「腹で決める」とか「断腸の思いで」と表現しますがこれは皆「腹=腸」に関係しています。
このように、腸は単に消化、吸収・排泄の働きをするだけではなく、人間の脳で複雑に考える以前の「生きるための情動」を産む発信源でもあります。腸の起こる「情動」とは、言いかえれば「根源的感情」とも言えます。生命あるものは全てこの生きるため本能的情動が備わっています。どんな生物でもその最大のテーマは「如何に生き延びるか」です。環境に適応し危険を避けて、自分の命を少しでも生き延ばそうと努めるのは、原生動物であるアメーバであれ、高等動物の人間であれ同様です。我々現代人も、自らの命を守るため、快・不快の原生感覚、喜怒哀楽の「情動」を大事に活用して、与えられた環境のなかで最善を尽くして行動すべきではないでしょうか。今、多くの人は腸が病んでいると言われています。食べ物から来る腸内環境汚染は単に人の病気の原因を作るだけではなく、「活き活きとした人生」がおくれない、精神的問題まで引き起こしています。
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